2015.11.02メディア

全国賃貸住宅新聞(2015/11/2)に掲載されました

携帯端末、会社支給が半数 セイルボート・独自調査を公表
全国賃貸住宅新聞(2015年11月2日)

賃貸業者間流通システムを運営しているセイルボート(東京都渋谷区)は10月、不動産会社を対象に実施した「スマートフォンの利用状況に関するアンケート」の調査結果を公開した。同社運営の「キマRoom!」の参画問わず、首都圏・広島県・岡山県の不動産会社のうち、38件から有効回答を得た。調査期間は10月6日から9日まで。

回答者のスマホ利用率は、スマホ利用が7割で、ガラパゴス携帯(従来の携帯電話)が3割だった。会社支給の端末が半数を占めており、この点に意外性を感じた西野量社長は「不動産会社は中小が圧倒的に多いことから、想定外だった。個人情報がたくさん入っていることを懸念して支給に踏み切る会社が多いのでは」と分析した。「業務でスマホがもっと利用出来たら便利だと思うか」の質問に関しては、便利と回答した人が9割。残り1割の「どちらでもない」層に関しては、「あくまでも主観だが、スマホの利便性を想像できない人はまだ存在すると思う」(西野社長)と感想を述べた上で、「スマホを浸透させるためには、我々システム提供者が、今後いかに市場を拡大していくかがひとつの焦点になる」と話した。同社は先日、業者間流通システム「キマRoom!」のiPhone版をリリースしたばかり。新着物件情報を携帯端末で早く確認できる。